五日坊主随筆、二日目〝パワー不足。猫は可愛い〟

 

 

 

気軽な趣味のようなお遊びは許さない

遊びとは、真剣に命のすべてをぶつける行為なのである

片手間に、自分を危険に晒さないで楽しむ。

そんなことで本当に充実して生きられるのだろうか、そう岡本太郎も言っていた。

 

 

 

らしい。

それを鑑み、昨日の僕の文章は何事であろう。クソつまらん。反省した。

 

だいたいあんな腑抜けて甘ったれた文章を書いた時点で

ゲイジュツァバクハツダ‼

をされていてもおかしくは無い。ふぅ。タローマンが居たのが50年前で助かった。

 

オチもクソも無い文章は書くだけ損である。時間の無駄。無駄無駄無駄ァ!

 

今日こそは、オチのつく文章を心がけたい。

 

 

ところで、クソつまらん文章とは何であろう。

 

 

それは、満足している文章だと思う。

 

 

 

人間、飼っている猫と恋人の話しかしなくなったら終わりだ。

 

 

結局

仕事が出来ない部下、風俗で出会った醜女、水素水に騙される人の親。

基本人が聞いていて面白い話は、陰の話にございます。

 

飲み会でマッチョイムズムたちと簡単に打ち解けるには、やっぱり下ネタが一番効果的。

 

だから飲み会で猫の話しかしない女は早く帰れということかというと、まぁ少し違うよね。

 

その猫の話を寛大に聞くことこそ人間力だと思うし、それが幸福なのだと思う。

 

 

しかし、たぶん人間、人間力をあげるとつまらなくなる。

そして、ぼくはたぶん、結構人間力がある方なので、結構つまらない人間なのだ。

 

トラブルがあったらそこそこ対処できるし、優しいし、猫の話も聞くし。

 

 

だから、パワー不足。

あんまり面白い文章書けません、ぼく。

 

 

かの人は言っていました。

 

〝人間ってのは、どこか欠けてねぇと面白くねぇよな〟

 

 

岡本太郎ではなく、井上敏〇の言葉だったはず。

 

 

ぼくは、正直人が憎めしいと思ったことがあっても、殺したいと思ったことはない。

そこまで悪意を発露させる才能がないのだ。

 

 

これは、本当に才能だと思う。

 

 

誰かを殺したいと思うほど、めらつく邪気は、そのままパワーだ。

 

 

所謂「ゲロ以下の匂いがプンプンするゼェーッ!」案件が自分の中に多ければ多いほど、その人のパワーって増すな、って思いません??

 

って、あれ、なんかこれ言っている人どっかに居たな。

あれだ、めだかボックスの名瀬サンだ。

 

未だに西尾維新チックな痛い思想を夜な夜な書いている25歳男性。

まだまだ捨てたもんじゃないですね。

 

 

猫の話しかしない女と、西尾維新の話しかしないオタク。

 

あなたはどっちがいいですか?

 

 

 

 

 

 

ぼくはどっちも願い下げです。

 

 

 

とにかく、そういった邪悪が乏しいぼくは

創作者としてパワー不足。

 

 

地獄へ道連れ。負けて死ね。

another one bite the dust.

 

手に欲情して、その手を切り殺す異常性とか、欲しいと思いませんでした?

あ、思いませんでしたか、それは残念。

 

 

実際に生まれながらの邪気持ちの方々は、その処分に日頃壮絶に苦しんでいられるだろうから、そんな人には殴られて然るべき発言なのですが。

 

 

でも、だからこそ、フェチズムは絶対的に大事なのですね、皆様。

執着と穢れ、忘れたくても忘れられない熱量、自分に何が残されているのか。

 

 

そういえば、ぼくのフェチはあれです。日焼け止めの匂いフェチ。

日焼け止めの匂いを嗅ぐと、パブロフの犬みたいにドギマギしてしまうのです。

 

なんでですかね、在りし日のなんらかの女性を思い出すのでしょうか。

だから夏は嬉しい限り、行きたいな……海……。日焼け止めの匂いの香る海。

 

 

……あれ? なんだかそこそこキショイな、自分。

よかったよかった(?)

 

 

 

あ、そうそう。

改めて考えると、最近ずっとタバコを吸っているのは、自分を汚したいから説もあります。言葉にするとカッコわりぃ。

 

 

でも、喫煙してる偉い人とは喫煙所でかなり仲良くなってしまえるので

煙草は百益あって千害あり。

 

良いところだけじゃなくて、悪いところまであるなんて、なんておトクなんでしょう! タバコってヤツは!!

 

最近は1ミリにしたので、むしろ吸えば吸うほど健康になっている気がする(?)

 

 

まぁ、半分冗談にせよ

そうやって少しでも自分の中に故意的に、自分の中にマイナスを作りたがっている自分。

やっていること、非行少年と同じですね、オタクの上にガキくさい。

非行オタク少年。

 

いや、オタク性というのが、そもそも本質ガキくさいのかもしれない。

 

でも、そうでもしないと

すぐに猫と恋人の話しかしなくなるタイプの人間が、このぼくなのです。

 

 

 

 

しかし困ったことに………………猫は可愛い。

猫は可愛いし、恋人は恋しい。

 

 

結局人間、猫の話を、微笑み混じりで交わすようになるのが

猫の可愛さに、おとなしく服従するようになるのが、大人になるということなのでしょう。

 

 

 

〝ひとりの囚人は壁を見ていた、もうひとりの囚人は鉄格子からのぞく星を見ていた〟

 

 

あたしはどっちだ?

 

 

 

そしてその星とは

猫の話を愛することか、非行オタクで居続ける勇気をもつことか。

 

 

 

ぼくはどっちだ?

 

 

 

 

 

 

 

答えはわかりません。

結論はつかず。

 

 

…………そろそろ眠気が耐えられなくなってきたので

本日の駄文はここらで終わりにいたしましょう。

 

 

結局オチもつかず、結論もつかず

ぼくのイメージにケチがついただけの、恥さらしの文章でしたとさ。

 

 

以上、二日目。終了。

 

 

いいや! 限界だ。寝るね! 今だッッ!